- 閑 俊雄(Kan Toshio)
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- 出身地:大阪府
- 移住年:1999年
- 職 業:雑貨店店主
鳴門に来たきっかけは?
閑 俊雄さんの好きな鳴門の風景
仕事がマイナスから始まったからせめて好きなところで、思いっきり頑張りたいと思ったのがきっかけです。
「鳴門」は有名な場所だとは知っていましたが、実際どんなところなのかはよく知りませんでした。ですが、学生の頃に熱中していたサーフィンをする為、鳴門へ来た時に見た町の静けさ、海の美しさにとても感動したのを覚えています。
はじめ徳島市内で暮らしていたものの、建物に囲まれた「徳島」の町に違和感を感じ鳴門へ引っ越しました。
自然が溢れている鳴門へ来て「ココだ!」と思いました。「私の中の徳島」のイメージというのは、学生の頃に見たこの「鳴門」なんだと気付きました。
鳴門の魅力・好きなところは?
好きなところを言いだすとキリはないですが、食べ物は美味しいし、人は優しい!
でも一番はやはり海や山、自然が身近なところです。
例えば、台風が去った後の海岸に打ち上げられていたワカメを収穫して食べる・・・なんて言う体験もできるんです。最初、地元の方に「これ食べれるんじょ!」と言われた時は驚きましたが、そのワカメを持ち帰って実際に食べてみると 歯ごたえもあって本当に美味しかったんです。それからというもの、台風が過ぎたあとにワカメが落ちていないかと海に足を運んでます(笑)
そんな大阪に住んでいたときでは絶対にできなかったスローライフができるのも魅力の一つです。
また、毎日海を眺めながらの通勤は爽快で、親類や友人にも「静かでいい所だな~」「ここに住みたいわ~」と言ってもらえる誇らしいところです。
だからそんな鳴門を故郷に持つ私の子どもがいつも羨ましく思います(笑)
移住を考えている方、地元の方へ
色んなパターンの移住者がいると思います、不安がいっぱいな思いもあると思います、最近では自治体などの色んな施策やサポートがあるようですし、それぞれの方にとって、なんとかなりますよ!20年ぐらい前はなんも無かったですからねえ。私の周りの移住者の人たちを見てたら羨ましいぐらいです。
また、地元民の皆さまにとっては色んな“やっかみ”や“しがらみ”もあるかもしれませんが、鳴門市民の皆さまはどこよりも笑顔が一番でした。偉そうなことを言 えませんが、目の前の“せなあかんこと”を一個一個処理してたらなんとかなってます
(^^♪これからは知りませんけど(笑)
現在は何をされていますか?
仕事大毛島の海岸通りから、リゾートホテル『モアナコースト』に入る入口にある店舗で雑貨などの商品を販売している[ISLAND]を経営しています。
最初斎田でお店をオープンしましたが、海が間近に見えるモアナコーストの今の店舗が空いていると知り「ココだ!」と思い2000年に移転をして、『好きな場所で好きな事を』の願いがようやく叶いました。
鳴門に縁もゆかりもなかった私達を温かく迎え、支えてくださった鳴門の方々には本当に感謝しております。
ISLAND店内の写真
☆ISLAND(アイランド)さんの紹介☆店舗は過度な装飾を控えたこじんまりとした木の建物。モロッコ伝統の柔らかな室内履きのバブーシュやブリキの小物にランタン、食器類、県内外のクリエイターによる手づくりの服やバック、小物類、アロマなどなど、店内に並べられたたくさんの品々はどれも心惹かれるものばかり。
1点ものが多く、一味違うプレゼント探しにも重宝しそう。