【医療機関の対応遅れる?】マイナ保険証について

エムアイシー配信
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昨年よりニュース等で、2024年秋に向けて「現行の健康保険証を原則廃止」を行い「マイナンバーカードと一体化を目指す」という報道がありました。
それに伴う、マイナンバーカードと一体化するとどうなるかについてお話しさせていただきます。

マイナ保険証(メリット・デメリット)

メリット
・過去の診察情報が保存される
・処方された薬、医療費の確認ができる
・医療費控除の申請に使用できる
・高額療養費制度の申請に使用できる
デメリット
・マイナ保険証に対応した医療機関でしか利用できない

政府は、2023年4月より医療機関に対して「マイナ保険証を利用するためのシステム」運用義務化を原則としています。しかし多くの医療機関がまだ対応できていないと報道がありました。
※2023年3月現在

※ご利用をお考えの方は、かかりつけの病院で利用可能かの事前確認が必要です!

廃止後の健康保険証について

政府は健康保険証廃止後、現在の健康保険証は廃止日より1年間は利用可能と発表しています。

またマイナ保険証(紛失時など)について、現行同様に、診療を受けられるよう「資格確認書(有効期限発行から1年間)」の発行と利用で受診可能にするとも発表しています。なお発行の手数料は現状不要のようです。
※2023年3月現在

しかし、その後の政府の対応については、未確定のため動向に注意が必要です。

医療費控除を申請する際のご注意!

先述しております、医療費控除についていくつか注意点があるため、別枠でまとめています。
医療費控除の申請時、実際に支払った医療費から以下の金額を差し引きしなければならないためご確認下さい。

・医療保険、生命保険の保険金
・高額療養費、出産育児一時金
・賠償金(事故などの相手から受け取るもの)

医療費控除とは、1年間にかかった医療費が一定以上になった場合に、申告することによって所得税の負担を軽減できる制度のことです。
※医療費控除について詳しくはこちら(国税庁HP)

まとめ

運用開始から、良いも悪いも波紋を呼ぶマイナンバーカードですが、デメリットばかりを見るのではなく「自身の生活を便利にする」、「無駄な手間を省く」ことに利用できるものは、うまく利用する使い分けが必要なのではないかと思う事例だったと思います。

当社は、生命保険、損害保険(自動車、火災)の相談も可能です。
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