~ユネスコ 「世界の記憶」 遺産登録推進 第4回講演会~
再び大戦を起こさせないために、一人でも多くの市民の皆さんのご参集をお待ちしております。
日 時: 2019年2月24日(日)
13:30~15:30
場 所: 鳴門市ドイツ館 1階 大会議室
料 金: 無料
講 師: 香川 宣子氏
プロフィール
徳島市生まれ。内科医、小説家。
代表作2013年「アヴェ・マリアのヴァイオリン」KADOKAWAで小説家デビュー。
2014年同作品が第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(高校の部)に選定される。
他著書に「日本からあわストリートが始まります」ヒカルランド出版。
演 題: アヴェ・マリアのヴァイオリンと世界記憶遺産
講演会のおさそい
この小説は人類史上最悪の戦争となった二つの大戦を背景に、一つは日本の片隅にあった「坂東俘虜収容所」と、もう一つはポーランドのドイツナチスの強制収容所「アウシュビッツ」を舞台に、忠実に基づきフィクション化された小説です。
一方の収容所は天国、片や地獄となった「強制収容所」でした。
ユダヤ人で14歳の主人公ハンナは、愛用のヴァイオリンと共にアウシュビッツに連行されますが、音楽の持つ不思議な力によって奇跡的に生還します。
それから70年を経て、奇しくもそのヴァイオリンが、この徳島の14歳の「あすか」の手元に届くのです。
徳島発のこの小説は、今や英語翻訳をされ、世界中に広がって行こうとしています。
既に、アウシュビッツは世界の遺産に選定されています。
次は、その対極にあった「坂東俘虜収容所」です。
二つの「文化・記憶遺産」は、人類共通の知的財産として、永久に語り継がれて行きます。
その事によって、再び大戦を起こさせない大きな力になって行く事でしょう。
百年を経て、私たちのまちが今や世界の舞台に登場しようとしています。
一人でも多くの市民の皆さんのご参集をお待ちしております。
文化行事
歌
「ふるさと阿波のまほろば」ギュンター知枝
演奏
オカリナグループ「四季の音」
藤森美恵子・山川明美・井内恵子・正木美保子
みんなで「第九」を歌おう!・劇団「エベレスト・ザ」
朝田椛さん(3歳)「春よ来い」
(日本童謡協会主催全国大会銅賞受賞)
主催
ユネスコ「世界の記憶」遺産登録推進市民協議会
阿波のまほろば実行委員会(事務局 Tel:088-689-1227)
WeLoveなると まちづくり活動応援事業