2020年度のテーマはイタリア!『〔第1弾〕花の街・フィレンツェ』
大塚国際美術館は、2020年4月1日(水)~2021年3月31日(水)までの1年間、イタリアをテーマに様々なイベントを開催します。
その第1弾として4月1日(水)~5月31日(日)まで、ルネサンス文化発祥の地であるフィレンツェを取り上げ、“花”をキーワードに大塚国際美術館ならではの名画の楽しみ方をご紹介します。
開催日: 2020年4月1日(水)~5月31日(日)
9:30~17:00
場 所: 大塚国際美術館
▼ 目次
もっと知りたい!アートツアー
「植物から読み解く西洋名画」 | レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」 |
「どうして受胎告知の場面にユリが描かれているの?」「オリーブを手にした意味は?」など、スタッフが絵画をご案内しながら、植物に込められた意味を読み解きます。 <日 時> 毎週土日14:00~(約40分) <定 員> 30人(事前予約可) <集合場所> 地下3階 インフォメーション横 |
美術館で春を満喫
ボッティチェッリ「春(ラ・プリマヴェーラ)」 |
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舞台は永遠の春の国。ヴィーナスや春の女神フローラ、西風のゼフェロスなど神話の神々が描かれています。 この作品は当時のフィレンツェで政治家、銀行家として台頭してきたメディチ家の結婚を祝う目的で描かれたという説もあります。西洋の古くからの風習で花嫁が髪に飾っていたとされるオレンジの花が、神々の頭上で咲き乱れ、足元には、結婚や愛を意味する花言葉を持つ、約40種類の花々が咲き競っています。 |
約25種の花が咲く「春(ラ・プリマヴェーラ)」の花壇
1階庭園には、作品に描かれている役40種類の花々の中からカーネーションやアネモネ、ヒナギクなど役25種類の花が彩る花壇が登場します。名画鑑賞とともに、春を感じる穏やかなひとときをお過ごしください。
<場 所> 1階庭園
<見 頃> 4~5月
ヴィーナスのシンボル・バラの“アートフラワーフォール”
バラを使った撮影スポットが館内に登場。華やかな空間に包み込まれてみませんか。
<設置場所> 地下2階 ルネサンス(特設コーナー)
<設置期間> 2020年4月1日(水)~2021年3月31日(水)
4~5月 期間限定 こだわりのランチ&ドリンク
アートランチ
“花の都”フィレンツェ風 ビーフステーキ
いろどり野菜添え&トスカーナ―風サラダ(玄米パン付き) 1,300円(税込)
アートランチ
トマトソースで煮込んだ野菜とエディブルフラワーの色どりが、春にぴったりな一皿です。
<場所> 1階レストラン ガーデン
<時間> 11:00~15:30(ラストオーダー15:00)
「春(ラ・プリマヴェーラ)」にちなんだドリンク!
魔法にかかった フローラのティーソーダ 700円(税込)
魔法にかかった フローラのティーソーダ
大地の妖精クロリスが変身した花の女神フローラの名は、フィレンツェの地名の語源とも。
特製シロップとソーダを注ぐと、色が変わるハーブティーをお楽しみください。
<場所> 地下2階カフェ・ド・ジヴェルニー
<時間> 10:30~16:00(フードメニューは14:30まで)
2020年はラファエッロ没後 500周年!!
「植物から読み解く西洋名画」 | ラファエッロ「小椅子の聖母」 |
ルネサンス三大巨匠の一人でもあるラファエッロは、死後も長く美術の最高の範例とたたえられる画家です。早くから才能を開花させ、37年という短い生涯ながら、数多くの聖母子像を描き「聖母子の画家」とも呼ばれています。 当館では、彼の最高傑作の一つとされる「アテネの学堂」をはじめ「大公の聖母」「小椅子の聖母」など10作を一堂に展示しています。没後500年が経った今でも、世界中の人を魅了するラファエッロの名画をこの機会にぜひご鑑賞ください。 |