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江戸時代からの技法を守る藍の色に、鮮やかな実根葉色 【体験・娯楽】
藍染工房

ふう
TEL. 088-687-0098   更新日:2012年02月01日
最終更新日: 2012年02月01日
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楓の紹介

深い深い藍の色合いが、自然の色と出会うとき。新しい風が吹き込みました。

阿波藍の最盛期・江戸時代の技法[木灰建醗酵建]の技法を用いた伝統的な藍を使い、服やかばん、布小物などを制作している工房です。染色家・早川さんが染め上げたオリジナル作品の展示・販売と、藍染め体験(1日5人まで、要予約)が行われています。30秒も歩けば目の前に鳴門海峡に大鳴門橋という、鳴門満喫の絶好の立地も魅力的。
ひとつひとつ手仕事で染め上げられる『楓』の天然藍染作品は、藍の濃淡、余白の白で表現した伝統的な藍染め作品とは少々異なります。“藍”自体は古い技法を用いていますが、作品には赤や黄色、緑の色が。早川さんが藍染めを始める前から取り組まれていた、くちなしや茜、阿波番茶を使う実根葉染めも取り入れているのです。
カラフルなのに肌なじみが良く、優しい色合い。抗菌・防臭など藍そのものの効用はもちろん、日常のファッションとして、どんどん使いたくなるものが揃っています。
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お店の写真
藍と茜で染められたシルクの大判スカーフ
お店の写真
藍と阿波番茶で染められた綿のスカーフ
お店の写真
手染めの作品は、一つ一つに個性有り
お店の写真
重ね着もできる藍で染めたシルクのインナー
●木灰建醗酵建とは●
江戸時代から続く、刈り取った藍葉を染料の藍にするための工法です。『楓』で使用される藍は全て佐藤家第19代、藍師技能保持者、無形文化財・佐藤昭人氏の手によるもの。毎年9月上旬の大安の日に作業を始め、太陽と地下水を使い自然発酵進め、すくもを作り上げます。人工藍では染まらない繊維でも、この藍なら染まる、昔からの藍師たちによる知識と経験が結集した伝統手法です。

●藍染体験●
工房では、伝統の技が詰まった『本藍染』を体験できます。窯の状態によっては利用できない場合も有り。必ず事前に電話等にてご予約を。
【内容】藍のお話 → ギャラリー見学 → バンダナに染付(染色・水洗い・乾燥)
【料金】バンダナ1枚1000円 ※ギャラリー見学無料
【時間】約1時間 ※9:00~12:00までに来店を
【定員】藍の状態の良い日に1日約5名まで

●染色工芸家 早川公惠 略歴●
1973年 ハンディクラフト協会・徳島支部長に就任
1977年 第1回全国手作りネクタイ・ベストエフォートを受賞
1991~1993年 手工芸協会・理事
1998年 工房設立
2003年 フランス『ル・サロン展』入選
2004年 第5回湯リューション現在美術世界展・テーラー財団賞を受賞。テーラー財団会員として推挙される

●『楓』オリジナルグッズ 取扱施設●
・大塚国際美術館、088-687-3737
http://www.o-museum.or.jp/
・阿波踊り会館(徳島県物産観光交流プラザ)、088-622-8231
http://awaodori-kaikan.jp/
・竹工房 時代屋、0883-53-1015
http://www.jidaiya.co.jp/

基本情報

名称
ふう
住所 鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池15-5 [地図]
電話番号 088-687-0098
FAX 088-687-0098
ホームページ http://www.kobofuu.com/
駐車場

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